こんにちは!
おみつです。
今日は自分のことではなく、今までの経験と多くの方々からの経験談、事実を基に
効率的な英語学習方法をご紹介します。
重要なポイントは以下4つにまとめられるかと思います💡
①分散して覚える
結論、単語学習を行う際は30分などのまとまった時間ずっと集中して行うよりも、
短い時間を積み重ねていく方が長期記憶に移りやすい、ということです。
出典:英単語学習の科学 著作:中田達也
こちらは言語習得論の博士である中田達也さんの研究結果です。
赤色がまとまった時間を学習した集団、黒色が短い時間を累積したパターン。
面白いのが直後のテストではまとまった時間を学習した方がスコアがいいのに対して、
時間が経った事後テストの結果は分散型学習の方が効果が高い、つまり長期記憶に残っている、ということですね。
実際にビジネスマンのように忙しい方でも、隙間時間をうまく活用されている方の方が
テストをしてみると良いスコアだったことを覚えております。
「隙間時間の学習は意味がない」
そんなことはないことがこの結果からも言えますね!
②覚えるタイミングと復習のタイミング
結論覚えた直後には何もしない時間(睡眠前など)に覚えて、
復習は定期的に頻繁に行う、ことが重要です🤔
「レミニセンス現象」
この2点が関わっているのではないかと私は考えます。
気になる方はそれぞれ調べていただければと思いますが、
簡単にいうと
「レミニセンス現象」
は物事を理解するのにある一定の時間が必要で、脳内整理する時間がある方が記憶定着しやすい現象。
睡眠中は脳内整理が起き、また日中いろんなことをしていると次々に新しい情報が整理される前に入ってきてしまい、
短期定着した記憶が残らなくなってしまいます。
こちらは人間覚えた直後に忘却が始まり、また再度出会うことでその忘れる量、率を少なくすることができること。
つまり短い期間の内に同じ単語に何度も出会い、また昔覚えたものも定期的に触れることで徐々に長期記憶に移る、ということです。
上記ふまえて学習方法を考えると、具体的には
・夜①50個単語を覚える
・翌朝①50個復習、夜に新しい②50個学習
・翌朝②の復習、夜に新しい③50個学習
・翌朝①50個復習、夜に③50個を復習
のように開ける感覚を少しずつ長くし、長期的に覚える戦略です。
これは単語学習以外にも身につけたい知識や勉強内容などを覚える際にも有効ですね😄
1日毎→3日毎→1週間毎→2週間毎→1ヶ月毎
のように触れるスパンを短くしていくイメージですね。
③イメージで捉える
とはいえ、なかなかこの単語が入ってこない。。
10回やっても覚えられない、というものも出てくると思います。
そういったものは、自分自身の経験や想像できるものとイメージをつけると有効です。
例えば「画像検索」
その単語に関する絵やイメージが出てきて、頭の中に相関して覚えやすくなります。
また語呂合わせや、街中の広告で使われている単語やお店の名前に使われているものなど。
④自分の生活上で使う場面を想像して英作文する
最終的にアウトプットを目指す場合は、
間違っていてもいいから自分の場合はどのように使うのか、を実際に英語にして口にだし、アウトプットすることをお勧めします。
「使う」「経験」に勝る記憶術はないと思っています。
特に記憶には、自身の過去の経験やイメージとの結びつきが強いほど長期記憶に移りやすいと言われています。
こんな単語いつ使うんだろう?🤔
日本語でこう書いてるけどどんな使い方?🤔
今は便利な時代。インターネットで例文もすぐに出てきますし、
自分がそれを真似て自身の生活圏で使ってみることを心がければ最終的に本当の意味で自分のものになりますね👍
とはいえ、どんな教材がいいんだろう、と悩んでいる方もいるかと思いますので
別記事にてまとめて作成しようと思います。
学習者の方々の参考になれば幸いです。